Vol.4 医療に無くてはならない存在になるために
インタビュー内容
医療になくてはならない 存在になるために
聞き手
お互いに医者同士が色んな意見を交わす中で、その方向性。診療の方向性が作られていくのもあるんですかね。
石見
将来そうなったら素晴らしいと思いますね。正にウェブ上の学会みたいなものができあってきて、ウェブ上でコンセンサスが作られて、色々な病気はガイドラインと言って、診療のマニュアルみたいなのが出来あがるんですけど。それがメドピアを通して、もちろんネットだけでは終わらないと思うんですけど。メドピアを通してガイドラインができてくると、世の中にたいしてインパクトを与えることができると思います。そういう仕事をしたいというのはあります。 あとはメドピアの特徴は学会だと各専門領域で固まりやすいんですけどいろんな診療科目があるので、そのなかで今お話させて頂いたコンセンサスとかは診療の領域関わらずですね。例えば医者のあるべき姿というガイドラインができてくるとか。そういうディスカッション場所になるとメドピアの特徴としてもだしやすいかなと思いますね。
聞き手
一般の人が入るという輪はサイト上にはないんですよね。
石見
現状には無いんですけど。ずっとやらないというつもりはなくて。現状私の想いとしては、その一番最初はサービスとして必要、でもビジネスとするかは分からなかったので、医師、医学生とその枠を作るこで、ビジネスされている会社もありましたので、まずはビジネスにするという意味で医師、医学生でプラットフォームを作って、医師医学生。我々のミッションがサポーティングドクターヘルピングペイシャンズと決めているんですけど。ドクターをサポートする場所を作りましょうと。その先には患者さんが助かるから医療の質を上げることで患者さんが助かるからこのビジネスをやっているので、これからも医師医学生だけで閉じ込めるんじゃなくて、このプラットフォームを使って、実際の医療の現場には患者さんがいらっしゃるので、患者さんの対して便利なサービスを提供していくことは十分視野にも入れていますし、メンバーともそのディスカッションを繰り返しているところです。
聞き手
どこの誰に見てもらえれば本当にそれで診察内容があっているとかそういうことが分からないので、そういったサイトの中で、いずれ個人でいろんな質問ができたりって場があれば。
石見
東京は都心部と地方との格差が。
聞き手
医療の格差があるんですね。
石見
そうですね。その中で、患者さんとご家族がいかに納得るするかっていうのが大事で納得する時にセカンドオピニオンって話が出てくるんですけど。そういう時にいちいち東京まで出てきては大変だし、と言う時にインターネットが果たす役割はすごい大きいと思ってますし、将来的に患者さんがいて、目の前に主治医はいるわけですけど。我々が実際の事業に使われるITサービスのお話をしたのはこの医者の後ろ側で10万人の医者がサポートしているような。1人の患者さんを10万人でよってたかってみるとか。そういうコンセプト的には医療を新しくもう1回再発明するようなそういう世界をつくりたいとは思っていますね。 いまのサービスは我々ITの会社ですし、薬のたべろぐとか、症例の相談をインターネット上でできますとか。というものを提供はしているんですけど。実際に我々が仮になくなった時に日本の医療がとるかと言ったら、とらないです。逆をいうと、我々が提供するサービスが止まったら日本の医療が大変になるって言うぐらいに実際の医療に入り込むようなそういうサービスをITの力を使って提供していきたいですね。ITと我々のサイトに参加して下さっている先生方、10万人の先生方を使いながら、実際の医療にハマりこむようなそういうサービスを作って行くというのが次のステージだと思っています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 石見 陽 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役 |
会社概要
| 社名 | メドピア株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー |
| 設立 | 2004 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 石見 陽 |
| 従業員数 | 44 名 |
| WEBサイト | https://medpeer.co.jp/ |
| 事業概要 | 医師集合知サービス ・医師向けコミュニティサイト「MedPeer」の運営、医師会員へのネットリサーチサービス、医師求人情報サービス ・医師人材紹介会社一括登録サービス運営 |