株式会社FiNC ヘルスケア業界に革命を起こす急成長ベンチャー 株式会社FiNC 代表取締役社長 溝口 勇児  (2015年8月取材)

Vol.4 決断を下す時に大切なこと

インタビュー内容

04.決断を下す時に大切なこと

聞き手

昔から、何か目標を掲げて、それを決めたら、そこに向かってまっすぐ進んでいくタイプだったんでしょうか。

溝口

そうですね。私の場合は、自分の上にルールとか法則とか法律のようなものを決めるタイプなんです。
例えばFiNCであれば、ビジョンがありますと、そのビジョンというのは私よりも大きな人物というか、簡単に言えば神のような存在なんです。ですからそこから意思決定をすると。目の前に大体別れ道って存在していてですね。それが例えば先ほどの外資にいくですとか、あるいは既存の事業を立て直すかということですよね。それをゴールから逆算したときに、どちらがよりそこに近づけるかと考えたら、それほど選択は迷わないし、難しくないですね。ですから、自分の感情よりもそちらを優先させるというのは、自分ルールで決めている。ゴールから逆算するという思考は常に持っています。

聞き手

それは、割と小さい頃から常に持ってらっしゃる感じだったんですか。

溝口

そうですね。比較的そんな感情はあったと思いますね。

聞き手

それはある意味強さでもありますね。

溝口

まぁそうですね。私はそれを「覚悟」と言っていますけれども。
そこに絶対に向かうと決めたらその通りに生きるというのは、自分に約束しているので。

聞き手

でもたまに迷ったりしませんか。

溝口

小さな選択の場合だとそこまで大きな損失になりませんけど、大きな選択に関して迷いますけれども。
「あの時違う選択をしていれば、意思決定をしていれば」ということは現時点でほぼほぼ後悔はないですね。

聞き手

迷った時はどうやって決めるんですか。

溝口

迷った時は、やはりゴールから逆算した時にどっちが、というその一択ですね。

聞き手

どうしたいかというよりは、まずはシンプルに。

溝口

そうですね。

聞き手

ちなみにFiNCという会社を、27歳の時に立ち上げたのですが、社名は、溝口社長がお決めになられたということですよね。

溝口

そうです。「FiNC」は“fit”と“link”という造語ですね。一人ひとりに合った最適なものをお届けするという意味で使われますよね“fit”は、ぴったり合うとか。“link”というのは、今だと商品のライフサイクルも早いと。あとは自前で何事も進められるわけではないと、そういうなかでいろんなパートナーシップを組みながら、お互いの強み、コアコンピタンスを持ち合っている会社と互いに成長していくという会社が最も事業を加速させる意味では重要ではないかと考えておりまして。
それで“fit”と“link”という言葉を重ねて「FiNC」という会社を作って、それも1つ自分に言い聞かせてやっていることもありますね。特に私の場合ですと、気をつけなければ自分でやってしまう性格なので。いろんなパートナーシップを組みながらやってます。

聞き手

社名にも、自分である意味、常に意識をしなければならないというところが込められているわけですね。

溝口

戒めもあります。


経営者プロフィール

氏名 溝口 勇児
役職 代表取締役社長

会社概要

社名 株式会社FiNC
本社所在地 東京都中央区銀座3-9-6 銀座マトリックスビル5F
設立 2012
業種分類 サービス業
代表者名 溝口 勇児
従業員数 100 名
WEBサイト https://finc.co.jp/
事業概要 1. FiNC ダイエット家庭教師 2. 法人向けサービスウェルネス経営ソリューション 3. FiNCオンラインワークス 4. プライベートジム事業(銀座/赤坂・永田町) 5. ヘルスケア情報に特化したニュースキュレーションアプリ「WellnessPost」 6. 遺伝子及び血液検査等各種検査サービス
社長動画一覧に戻る