株式会社シタシオンジャパン 心理学・統計学のアプローチを強みとする、マーケティング支援事業者 株式会社シタシオンジャパン 代表取締役会長兼社長 小出 紘道　 (2014年1月取材)

ピジョン

小出

海外の顧客が日本にプロジェクトとか、サービスを展開してこようと思った時の、相談窓口になるというのは、1つ大きなニーズとして大きいんですよ。ニーズとしては大きいんだけど、それに対応できる為のタレントとか、キャパシティーがないというのが、いくつの企業での課題なので、そこの部分を僕らがやろうかなと思って。

そうすると、事業展開の1つの方向性としては、海外のクライアントのニーズに応対して行くという話ですね。なので、それを一口で言うのであれば、グローバル展開という風に呼んべばいいと思うんですけども。どちらかというとインバウンド、グローバル企業に対して、彼らが日本に参入してくるときに、いかにリサーチやコンサルテーションで、お手伝いできるかというこの部分をやり始めましたね。この1年ぐらいで。

僕ら、国内では、営業部隊は一切持っていないので、営業をやらないんですよ。そういえば、そうそう、営業をやらないんです。営業をやらないので、基本的にはご相談があり、そこベースで話を伺いに言って、「じゃあこういう風にやりましょうか」っていう風に始まっていくんですね。

後は、クライアントさんが横の繋がりで紹介していただいたり、みたいな形でやるんですけども、海外の場合は、そういうコネクションがないので、僕が元々、イギリスに住んでいたので、その時の伝だったりとか、うちの社員の海外の伝がある人間、その伝だったりとかよく伝を辿るという事と、あとはいくつかの海外のマーケティングに関する協会に参加して、そこでちょっとPR活動をやらせてもらうみたいな、割と普通に一般的な会社がやるちょっとだけ地道な営業というのを、僕は生まれて初めて経験しました。

聞き手

非常にそれの満足されて、皆さんご紹介いただいているというような話ですね。

小出

そうですね。なので、満足の形がどういう形かは、僕らはもう察するしかないんですけども。1個は本当に満足していただけるパターンと、もう1つはコストパフォーマンスはいいじゃんと思っていただいている可能性もありますけどね。前者が多いことを望んでいるんですけども、うちはそのコンサルティングファームと、競合しますけども、コンサルティングファームほどヘビーな課金をしないので、そこはもしかしたら、1つの強みになっているかもしれないですね。