Vol.5 プライベート
インタビュー内容
プライベート
三宅
座右の銘は「石持て石を自らの偶像に」でして、自分自身を常に石でぶち壊すといいますか、自分の現在の姿、偶像、自分のイメージ、自分自身で抱いている自分のイメージ、それから自分のノウハウ、自分のステータス、周りが持ってくれている自分のイメージなどを、自分で壊していかなくてはいけない、自己変革。
自己変革して常にブレークスルーしていく、常に脱皮して成長を続けていくことが、私は大事だと思っています。ですからそれを座右の銘にしています。
この座右の銘に出会ったのは、たぶん浪人している頃でした。高校時代からものを考え出して、世の中を変えていきたいなと考えだしました。世の中を変えていくためには、自分自身が変わっていく、例えば、この部分を変えたいと思ったら、その部分を変えられる自分になっていかないと、変えられない。
常に自分の仕事も自分の人生も、常に自分の殻をぶち破って、ブレイクスルーさせていくというチャレンジ精神が私はすごく好きなのです。
三宅
音楽が好きで、音楽一辺倒の生活をしています。もともとは聴く方で、中学の頃までロックなどを聴いていたのですが、中学後半くらいからはジャズにのめり込んで、今聴くのはジャズ一辺倒です。
休みの日はほとんど聴いています、楽器はベースをやっていまして、仕事仲間とバンドも組んでいます。演奏するのも楽しいし、聴くのも楽しい。その中で友達が増えていくというのも楽しいです。
三宅
昔は写真をしていて、カメラマンになりたかったのでね、中学・高校・大学とずっと写真をやっていました。大学はそうやって本気でカメラマンになるつもりでやっていました。2年留年していまして、大学を卒業する気がなくて、そのままカメラマンになりたいなというぐらい集中していたのですが、才能のなさに気づいて、大学に戻って、卒業して、普通のビジネスの世界に入りました。
三宅
非常に影響を受けた本は学制時代に読んだ「高橋和巳」さんなどです。それから同時代性ということでは村上春樹さんや村上龍さん、両村上はだいたい年も同じなので、デビュー作からずっと読み続けています。まあ出たらすぐ読みます。エッセーも含めてすべて読んでいるということでもないのですが、少なくとも小説はすべて読んでいます。
ですからこの二人には影響を受けています。一番印象的なのは「ダンス・ダンス・ダンス」です。ずっと読んできて、ある意味この本で一つのエンドを迎えたという感無量感があってすごくよかったです。
三宅
悩むことがほとんどなくて、それが私の欠点でもあるのですが、悩んでいる人の気持ちがわからないというのは私の欠点でもあるのですが、悩むよりも考える事が、すごく大事だと思っています。特に経営をしていると、悩むことで何も問題解決しないというのがあります。
悩むひまがあったら、分析して考える。そして問題解決していく事が大事だと思います。それはビジネス人生の中で自分の中で染みついているので、あまり悩むことはないです。
例えば、子供が横道にそれてしまうと、「どうして横道にそれていくのだろう?」それははやり「彼自身が迷っているからかな?」と思うと、正面からぶつかっていって、本当にきちっと話をするという事でしか、問題解決できないので、だから、悩まずに、考えて、ぶつかって、問題解決していくというのが、自分のビジネス人生の中で、身に付いてしまった習慣のようで、だから、あまり悩めないというのが一つ欠点かもしれなせん。
経営者プロフィール
| 氏名 | 三宅 卓 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1952年1月18日 |
| 出身地 | 兵庫県神戸市 |
会社概要
| 社名 | 株式会社日本M&Aセンター |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館19階 |
| 設立 | 1991 |
| 業種分類 | サービス業 |
| 代表者名 | 三宅 卓 |
| 従業員数 | 258 名 |
| WEBサイト | http://www.nihon-ma.co.jp/ |
| 事業概要 | 中堅中小企業を対象にした友好的M&Aの支援 |