株式会社日本M&Aセンター 中堅・中小企業のM&A仲介において国内No.1の実績を誇る注目企業 株式会社日本M&Aセンター 代表取締役社長 三宅 卓  (2012年11月取材)

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

三宅

当社は後継者がいないとか、先行き不安、病気になったなど、困っている社長さんの会社です。このままでは会社の存続が難しいと考えている社長さんから相談を受けて、継いでくれる会社を見つける、という仕事をしています。つまり、買い手と売り手をつなぐ仲人役をやっている会社です。

三宅

やはり使命で仕事に打ち込むことは大事なことだと考えています。中堅中小企業の存続と発展のために我々は仕事をしています。我々はどちらかと言うと救急病院のお医者さんの役目ではないかと思います。救急病院のお医者さんもみなさんから喜ばれる仕事ですけれども、片方では自分を犠牲にしなくてはいけない仕事です。

例えば医者が、子供の発表会があるから患者さんを置いて帰ってしまったと、そのために患者さんが亡くなってしまったとします。その時に、娘さんの発表会だから仕方ないでしょ、と言えるかどうかという問題ですね。

それはもちろん休暇をとっているのだから子供さんの発表会に帰っても良いのですけれども、はたしてそれが許されるのかどうかですね。我々の仕事も一緒で、本当に社長が病気になっていたり、もうこれ以上会社が持たないと言って頼ってきている時に、自分の生活を中心に考えるのではなくて、企業を存続させて従業員の雇用を守るということ、つまり仕事を中心に生活していかなくてはいけません。

ですから人から喜ばれる仕事=責任がとても重い仕事だといういう事です。その責任を果たすためには、自分を犠牲にして本当に仕事に打ち込む、「使命感を持って仕事に打ち込むことが大事だ」ということは常々社員に話しています。

三宅

当社の社風で地番強いのは、みなさんものすごく営業マインドがあってハングリーだということです。上昇志向が強くて、社会的使命感が強くて、ハングリーな人間がそろっている。だから狼集団みたいな感じです。草食系は1人もいません。

そういう集団なのですごくアグレッシブに仕事に取り組めます。ベクトルがピシッとそろっていて、みんなで一丸となって向かっているところが、凄く強いところだと思います。

三宅

営業的に考えると、他社にないのはネットワークです。M&Aをしてほしい会社は、なかなか自分の会社を売りたいとは言えない状況です。まあ、これからは変わってくるかとは思いますが、例えば、男性女性の結婚でも、昔は女性から私結婚しましたと言いまわる事は少なかったと思います。今は堂々と今まで仕事を一生懸命にやってきたので、今年から婚活しますと、そう宣言ができる時代になってきました。

ですがM&Aの場合は男女の恋愛、結婚よりもだいぶ遅れています。ですから自分の会社を売りたいというのは恥ずかしいこと、それからそういう噂が流れると信用がなくなって、商売ができない、お金も借りられない、というイメージがあります。また、それも事実です。

したがって、会社を売りたいのだと自分からは言えない、そこでこのビジネスの大事な事は、売りたい会社の情報を掴むことです。当社は地銀、信金、会計事務所をネットワークする事によって、全国の中小企業のほぼ100%をカバーしています。そういった方々が会計事務所や銀行員にポロっと話す。「最近腰痛いし、荷物持てないから、会社を畳みたい」こういうちょっとした愚痴から、「社長もいい年ですね、息子さんはどうなんですか?」と。

「もう一流商社で活躍されているので帰ってこられないのではないですか?」「あいつも部長になりそうで・・・」というところから、「部長になったらもう帰ってこられないですよね」という事で相談に来られる。そういうネットワークがあるというのが当社の強みです。


経営者プロフィール

氏名 三宅 卓
役職 代表取締役社長
生年月日 1952年1月18日
出身地 兵庫県神戸市
略歴
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会社概要

社名 株式会社日本M&Aセンター
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館19階
設立 1991
業種分類 サービス業
代表者名 三宅 卓
従業員数 258 名
WEBサイト http://www.nihon-ma.co.jp/
事業概要 中堅中小企業を対象にした友好的M&Aの支援
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