Vol.1 歴史
インタビュー内容
歴史(コムテックとの出会い、入社エピソード、社長就任まで)
菅家
(当時)まだ25歳くらいでIBM時代に営業をやっている時に、たまたまコムテックという会社を担当させて頂いて、そこで当時、社長で現会長の伊倉(佳紀氏)と知り合って、IBMの高価なコンピュータを買って頂いたというのが、最初の出会いだったんですよね。
菅家
その後、私もIBMを退職して、いくつか会社を経験したのですが、一昨年(2006年)の9月の末くらいですかね。(当時)在職していた会社も、そこそこ大きくなってきたので、私も1つの役割を果たしたかなということで、次に何かチャレンジしようかと思っていた時でした。
妻と9月中旬くらいに、箱根スカイラインをドライブしていた。妻に「僕もそろそろ会社を辞めて違うことをやろうかな」と話すと、突然妻が「伊倉さんのところにお世話になったら?」と話をした。たまたまコムテックが小田原で、花火大会のスポンサーをやっていて、そういうものに家族で招待して頂いていたので、妻も伊倉(会長)のことをよく存じており、そういう言葉が出てきたのも、何かの縁じゃないかなと思った。
「前の会社も一部上場になってそこそこ組織も出来上がってたので、後輩も育ってきたら、僕としても次のことをやりたいということで、私がもしコムテックで活躍できる役割があるなら、参加させていただけませんか」そう話をしたら、伊倉(会長)から「じゃあぜひ、協力をしてほしい」ある種のハプニングじゃないですが、入社するきっかけが出来た。
(コムテックが1976年に)設立して31年経ち、ここ数年、内部体制を充実させようということで、どちらかというと成長軌道を、そんあんい標榜していなかったのですけれど、31年経ったので、もう一度会社を大きくしていきたい。できれば、今はジャスダック市場ですが、上の(東証)二部とか一部に持っていけたらということを、(伊倉会長と)何回も会う中で話をして、(もう一度)コムテックをこの市場で存在感のある会社にすることと、もう一度成長軌道に(乗せる)ということで、昔は店頭公開するまでは、2桁成長くらいはしていたと思うんですね。
ですから、今のコンピュータ業界の伸び率を上回る成長で、もう一度成長させてみようかという話で盛り上がった。ぜひ、そのような勢いのある会社にしていきたいということで入社したんですね。
菅家
「いずれは社長を任せたい」とは言われていたのですけれど、会社がこのくらいの規模になると、それなりに出来上がっている文化みたいなのがあるのですね、考え方やそういう文化に慣れるために、多少時間を置いたほうがいいんじゃないかと思ったのですが、早く社長になって走りながら、そういう(文化)を覚えていけばいいんじゃないかということで、2007年の1月に入社して6月の株主総会で社長に就任しました。
経営者プロフィール
| 氏名 | 菅家 博 |
|---|---|
| 役職 | |
| 生年月日 | 1956年2月6日 |
| 出身地 | 北海道 |
| 出身校 | 早稲田大学 |
会社概要
| 社名 | コムテック株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館10F |
| 設立 | 1976 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 菅家 博 |
| WEBサイト | http://www.ct-net.co.jp/ |
| 事業概要 | ITサービス、マーケティングサポートサービス、データマネジメントサービスを主な事業とする |