Vol.5 プライベート
インタビュー内容
プライベート
文野
休日の過ごし方は音楽やマラソンと、本屋さんとかツタヤさんとかに行って、本の中に囲まれて。その時の自分のわがままで、あのコーナー、このコーナーと好きなものがすぐに見られるような環境が好きなものですから。ショッピングをしたり、本屋さんに行ったりということで過ごしてます。
文野
僕はボーカルとギターをしています。親父バンドを7年前に作って、ちょっと東京に来て活動できていないんですけどね。年に2回はずっとライブを7年間ぐらいはしてたんですけれども。ずっと70年代ぐらいのディスコミュージックですね、KC&サンシャインバンドとか。そういう系を自分たちで、11人編成のバンドでずっとやっていたものですから。今はなかなか仲間が集まらないので、 1人で家でアコースティックギターを弾くぐらいしかできないんですけども。学生時代、高校生の頃に少ししていて、30年ぶりに45歳ぐらいの時からやり出したんですけども。
文野
マラソンとかダイビングだとか若いコミュニティの中で、仲間に入れていただいて遊んでいただけるようなことを心がけてしていますね。そうすることでいつもエネルギーをいただけるといいますかね。
個人の夢では将来の夢は、マラソンをするものですから、世界中にはナイアガラの滝を横断するマラソンだとか、アンコールワットを見ながら走るマラソンだとか、サハラ砂漠だとか。コンセプトのエッジの効いた大会があるものですから、時間ができたら、そういった所のマラソンに参加しながら、旅行を兼ねながら、ということができればようになればいいなと思っているんですけども。
文野
好きな本もそうだし、好きな人もそうですが、ランチェスターってご存知でしょうかね。秋山真之ですかね。日露戦争の時の、経営者がよく口にする話題なんです。
文野
競合が非常に大きな会社に対して勝負を挑んでいられるような、ナンバースリーのポジションの会社の方というのは、よく秋山真之の話を出されるんですけど、僕もそれは同感なんですね。ランチェスター戦略というTの戦法と言いましてね。結局、小でも大に勝つという日露戦争の時に、日本対ロシア、100倍ぐらいの規模のロシアに対して日本が勝ったという。それは彼が考えた戦法でありました。
ということは、正しい戦略を考えると、大と小の逆転はあり得るんだということが日本の歴史が示しているものですから、経営者の方は結構好きだと思うんですね。やっぱり僕も同じく、社内でもランチェスター戦略っていう局地戦、一騎打ち戦、接近戦で勝ちましょうと。規模では負けますと、お金でも負けますし、人でも負けますけど、このエリアのこの部分ではナンバーワンを取っていきましょうという、そういう話なんですけどね。それは非常に好きですし、それに関した本をよく読みます。社内でもそんな話をよくしています。
文野
座右の銘は「我以外みな師匠なりけり」ということで、人間謙虚さが一番大切ではないかと思うものですから、若い時から社長業をしている中で、常に誰かに助けていただかないと会社がまわっていかないものですから。そういう意味では年上の方、年下の方、男女問わずに、自分より優れている部分を素直に認められる性格を僕自身もしているものですから、それがひょっとしたら今までうまくいってきた、成功の秘訣だったかもしれないと実際に感じます。
今後もさらに謙虚さと素直さと、またどなたにでも教えていただけるという、自分の周りの人は全員師匠だという気持ちが大切ではないかということは、昔から思っていましたし。今も思い続けているということは、多分これからも思い続けるような気はしています。
経営者プロフィール
| 氏名 | 文野 直樹 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
| 生年月日 | 1959年11月29日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 座右の銘 | 「我以外皆我師」 謙虚で素直な人はいくつになっても成長できると思うから |
| 愛読書 | ランチェスター戦力について |
会社概要
| 社名 | イートアンド株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府港区虎ノ門4丁目3番1号 城山トラストタワー18階 |
| 設立 | 1977 |
| 業種分類 | 食料品、飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 代表者名 | 文野 直樹 |
| 従業員数 | 312 名 |
| WEBサイト | http://www.eat-and.jp/ |
| 事業概要 | 外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも「大阪王将」ブランドが柱。全国4カ所に自社工場を展開。 |