KCJ GROUP株式会社 “エデュテインメント”施設『キッザニア東京』創業社長が語る“新しい教育のカタチ” KCJ GROUP株式会社 代表取締役社長 住谷 栄之資　 (2015年9月取材)

キッザニアで仕事の認識を変える

住谷

まずは今ある仕事を出来るだけ子供達に体験してもらって、出来るだけ小さい内に職業意識を持ってもらって、将来何をして働くんだっていう意識を持ってもらって。

そうするとですね、自分の進むべき方向性が段々見えてくる、そうすると、高校とか大学とかですね、ある程度自分の行きたい仕事にあった学校を選ぶようになるという事で、自分の人生設計に役に立つのかなと言う風に私は思うんですけどね。

聞き手

子供の頃ここで体験した仕事にこう就きましたっていう風に、将来職業選択の時にあの経験があったから、この仕事に就きましたって言う子達もこれから続々と生まれてくるかも知れないですよね。

住谷

そうですね、スポンサーさんもそれを期待しております。

で、その前にですね、私どものスタッフとして、子供達に仕事体験をサポートしているスタッフですね、彼らも非常に若い、勿論高校生もいるし、大学生のアルバイトもいるし若い社員もいるし、年配の社員も勿論いるんだけれども、そういう人達もここで働きながら自分もこういう会社で働きたいとか、言う風な意識がですね段々体験する事によって芽生えてくる。

我々も就職支援という事も力を入れておりまして、高校生とか大学生のアルバイトしてる皆さんに、就職支援もしている、就職の時にはこういう心構え、こういう事が大事なんですよという支援も実はしてるんですね。

聞き手

就職活動してる多くの学生さん達にこちらに内定して欲しいと思う位、仕事がよく分からないまま学生時代過ごしてしまって、いざ就職活動ってなった時に、さぁ何業に、何職に就こうかって悩まれる方多いと思いますので、もっとそういう子達にも使って欲しいぐらいですよね。

住谷

実際に、インターンの受け入れも、大学生とか、或いは企業の方だとか、或いは海外のキッザニアで働いている人達も、日本に来てインターンみたいな形で、日本ってこんな事やってるんだっていう、色んな形で大人も体験してみる、将来は自分で自分の仕事を見つけるというですね、そういう総合的な場所になってくれたらいいかなと実は思っているんですね。