Vol.5 会社の成長と人材マネジメント
インタビュー内容
会社の成長と人材マネジメント
聞き手
会社のステージによって、集まってくる人のタイプも変わってきますよね。
五十嵐
全然違いますよね。
聞き手
ちなみに、始められた当初何人位で始められたんですか。
五十嵐
3人で始めまして、役員2人とアルバイトですね、ですので、基本的には何にも法律に縛られない3人が働いてますので、無制限に働くんですね、そういう雰囲気が好きな若手の方が。
聞き手
そうですね、順位してくる皆さんそういう山気のある方が多いですよね。
五十嵐
そうですし、学歴を言うよりも、本当に体力はあるのかと、一生懸命やれるのかという採用になりますので、想い主体なんですね。
ですので、立ち上げ当初で言うと、この人もしくはこいつの為だったら頑張れるとかそういう気持ちで働ける、一体感非常にすごい状態になってますので、そういう立ち上げも製図の人材と、組織大きくなってくると今度管理職相図を立てて行かないと、ロジックで人を動かさないといけなくなってきますので、重いとロジックのバランス崩れてくるんですね。そういう所で、人材図が変わっていくんですね。
あとは、当然本当に成長して行きたいと気持ちで頑張ってきた若手が、ただし、当然組織を管理していく事に関しては経験不足になってきますので、当然年上の中途任者が増えてくるんですね、そうしてくると頭に来てしまったりとか、違った壁にぶつかってしまいますので、組織としては、そういう面でいろんな不調和が出てきたりますね、それを乗り越えて、ステップバイステップで、組織って大きくなって行きますので。
聞き手
そういう時は、社長はどのように判断されるんですか。
五十嵐
やっぱりそこは、感情というよりは組織の合理性であるとか、そもそも何の為にこの組織を作っているんだっけと言う、目標に立ち返るようにしています。僕ら現時点で目指そうとしているのは、アジアナンバーワンのマーケティング会社を目指している訳ですけども、それに沿っているかですね。
従って想いだけでアジアナンバーワンになれるか、そうではありませんし、組織を作ってる方もそういう成長をする為の熱い気持ちがないと、また組織引っ張れないじゃないですか、バランスですね、いわゆる感情と理屈のバランスを取りながら、且つそれが取れている人間がいれば上にあげて行くという形になっていくと思いますし、組織って面白いもので、自浄作用がありますので、やっぱりその時の気持ちが強い人が残って行くという事だと思います。
聞き手
そうやって少しづつこう今の形になって、今もう一千人ですよね、社員の方の数も。それこそ、千人の規模になって、事業所もそれこそ日本だけでなく、海外にもとなっていくと、なかなか社員一人一人の顔を見て、何か話をするというのが出来づらい環境なのかなと思ってしまうんですが、ご自身の考えとか理念とかを、いわゆる末端の社員の方に伝える時に、どういった事を心掛けているんですか。
五十嵐
やはり、グループ全体として、11ヵ国に展開しているという事と、あと人種でいきますと20ヵ国くらいの方が集まっていて、宗教で言っても、キリスト教からヒンズー教の方、イスラム教という形で、あと仏教ですね、主要な宗教は全ているんですね。
従って一つの価値観に統一する事が出来ないという、それは無理だという事前提の中で、多様性を享受しつつ、かつそこに関して統一的なメッセージを出して行こうという事で、今努力している段階ですね。ですので、上手く行ってるかは別としまして、とりあえず発信源をまず増やそうという事を、増やしていってます。ですので、私達が、月末の締めとかやってますし、肝心な事に関しては、当然記事を起こして、英語変換してグローバルに流して、まずはプッシュするという事ですね。そういう事を心掛けている段階になります。
経営者プロフィール
| 氏名 | 五十嵐 幹 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役社長 |
会社概要
| 社名 | 株式会社クロス・マーケティンググループ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F |
| 設立 | 2003 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 | 五十嵐 幹 |
| 従業員数 | 1129 名 |
| WEBサイト | http://www.cm-group.co.jp/ |
| 事業概要 | リサーチ事業及びITソリューション事業を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯または関連する事業 |