Vol.2 価値観
インタビュー内容
価値観
若林
ペースメーカーを埋める前の人たちというのは、例えば立っていて、突然心臓の脈がパッと止まってしまう、すると血液が循環しないから倒れる時にまったく防御しないでばたっと倒れるのです。
だから脳挫傷もあるし、骨折もあるし、非常に大きなダメージを受けるのです。それこそ垣根にバカーンと戦うように倒れてしまうのですが、信じられないほど凄いです。みんな倒れる時には手を出したり受け身をしたり自分を守ると思いますが、何もしません。
突然血液が頭に行かなくなって、意識が落ちてしまう、その状態で倒れるので、凄い音がします。何が倒れたのだろうと思うほどです。
でもその人たちがペースメーカーのお陰で生活できるということは、素晴らしいことです。ペースメーカーという機械がなかったら普通の生活ができなかった人たちなのです。
その人たちが電車に乗ったり、どこかに行ったり、そういった生活ができるようになった、ほんのちょっとしたことだけれども、そういうことをやることによって、社会の中でプラスになっています。
ほんの少しでも良くなるように、私たちは何かできないかなというのが当社の考え方です。ただペースメーカーをちゃんとケアするという事もとても重要で、でもそうではありませんでしたので、仕組みを作らないと社会が良くならないだろうと考えました。
でもメーカーにはそう考えない人たちもいる、機械を使っている人たちはずっとケアが必要な人、そこをちゃんとすることが大切です。
経営者プロフィール
| 氏名 | 若林 誠 |
|---|---|
| 役職 | 代表取締役会長 |
| 生年月日 | 1950年7月7日 |
略歴
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会社概要
| 社名 | ディーブイエックス株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都豊島区高田2-17-22 目白中野ビル5階 |
| 設立 | 1986 |
| 業種分類 | 卸売業 |
| 代表者名 | 若林 誠 |
| 従業員数 | 252 名 |
| WEBサイト | http://www.dvx.jp |
| 事業概要 | 商品に応じて心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)及び電極カテーテルなどの販売をおこなう「不整脈事業」、自動造影剤注入装置及びエキシマレーザ血管形成システムなどの販売をおこなう「虚血事業」、「その他」に区分される。 |