株式会社フューチャーブレーン エステサロン専門のコンサルティングを展開 株式会社フューチャーブレーン 代表取締役社長 佐藤 剛　 (2014年1月取材)

エピソード

佐藤

実は夢がある、ないとかは別として、社長業を決してやりたかったわけではないんです。さかのぼるとどういういことかというと、自分の祖父と父親が、商売を。要するに業界で事業、経営していました。実は非常にいいところも見せてもらったんですが、結果的に廃業に追い込まれるということを、幼少の時に見せられたという経験があります。ですので、社会に出て、できれば大きな会社のナンバー2になりたいとか、そういう思いはありました。

佐藤

実は起業する前に、雇われ社長をいろいろ経験しています。2回ほど経験しています。関西に呼ばれて、いろいろな事業が成功していた、雇われ社長の時代に、かなりの収入をいただく機械が、当時のオーナーさんからありました。その時はほぼ100％歩合給でやっていました。歩合給だったあまりに、事業の成功とともに、利益が増大し、実はかなりの収入になってしまったんです。それである時オーナーに呼ばれました。どういう話かといいますと、その収入を下げてくれないかと。要するに半額にしてくれないかという話になったんです。そういう提案を受けたんですが、どうもこれでは事業が伸びているのに、自分の収入をいただけないということであれば、自分のモチベーションが上がらないだろうということで、結果的にお断りするんです。言い方は悪いんですが、クビになるという経験を実はしています。結果的に起業せざるを得ない状況になるわけです。それが実は今の会社を作った起源になります。